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気づきの力は才能

X(Twitter)で、毎日自分の考えを発信しています

ただ、Xは140文字という制限があるので、言い切れないことも多い

今日は1月8日の朝のポストについての補足

今日長いです(笑)

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私は、ケーブルテレビのアナウンサーや、イベント・ブライダルMCから保育士を経て現在の「宅録声優」「宅録ナレーター」という仕事をしています

声優・ナレーターの仕事だけではなく、現場の司会の仕事もポロポロもらえたり

ビジネスの基礎を起業を目指している方や起業初心者の方にお伝えする講座もやっています

その中で、よく感じるのは

気づきの力がある人と、そうでない人には差があるんだなぁ…ということ

同じく気づいていながらそれを自分や周りに活かせない人

気づきはあっても、行動までに時間がかかる人

気づきを人に強要してしまう人

も、います

気づきを強要してしまう人…それは私です(苦笑)

まぁ今日はそこのところは置いておいて…

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私自身、いろいろなところに興味が向くタイプです

そのため、時間の使い方が上手くなかったり

集中するのが難しい時があります

でも、それを言い換えると

いろいろなことに気づけるタイプだと思っています

「気づく」というのは、これ日本人の得意な分野と言われていて

ハイコンテクストカルチャー

という言葉があるほどなんですよ

ハイコンテクストカルチャーというのは

「言葉や文字にしなくても感じ取る能力」のこと

「非言語コミュニケーション」と言われたりもします

日本人はこの「非言語コミュニケーション」をしているんですね

具体的にいうと…

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大工さんが弟子に言ったとしましょう

「カナヅチ持ってきて」

その一言で

(カナヅチ?ああ、あそこの柱に釘を打つのか。あの柱のサイズの釘も一緒に持っていくか)とか

(あの柱は脚立がないと難しいよな。脚立必要かついでに聞くか)とか

(脚立…昇り降りを師匠にさせるくらいなら、下について指示が出るのを待つか。じゃあ、必要そうなものを持っていっておくか)とか

とういう連想ゲームをできるか?ってことです

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ハイコンテクストカルチャーを持たない人は、それができないのだそう

「玉ねぎお願いね」

と言って、カレーを作っている時に丸のままの玉ねぎをまな板の上においても

「具体的に玉ねぎをどうするんだ???」

ってなる。

・・・・・これ読んでる人、わかりますよね

皮剥いでなかったら剥きますよね

まな板の上に置かれたら、玉ねぎ切れってことですよね

それが「お願い」ってことですよね?

・・・それがハイコンテクストカルチャー

日本は世界中の7,000を超える言語のうち

最高クラスだそうですよ

雑学ついでに、アラビア圏の人たちも、このハイコンテクストカルチャーを持っているんですって

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ところが、実は私、空気を読むのは大嫌い

言いたいことははっきり言っちゃう

そういう矛盾した点を持っています

でも気づくことができる

周囲の人の動きや、流れを見て

「ああ、ここ、こうすればいいのに」

「こうやったら、もっとスムーズなのに」

と、気づくのは大体プロでない方が会の進行をしていて

言葉が足りなかったり

配慮が足りなかったり

気づきが足りなかったりした時に起こりうるトラブルが

未然にわかるんですね。気づくんです。

皆さんはどうですか?

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とあるパーティーに出席させていただいて

その会の会員さんの1人なんでしょうか?

話し方からして、日頃声の仕事はしてらっしゃらない方です

進行がうまく行かなかったんですよね

(完全に進行をプロで(浅い経験とはいえ)やっていた私目線なのでご了承くださいね)

その時に「私だったら、ここでこういう言葉を入れておくなぁ」

「ここはこうやって盛り上げていくなぁ」

「一言あったらそうはならなかっただろうなぁ」

と、そんなことばかり考えながら見ていました

非言語コミュニケーションの能力があるばっかりに

「大丈夫だろう」

「察してくれるだろう」

「誰かやってくれているだろう」

という部分がマイナスな方向に出ているなって思った部分がたくさんあったんですね

そこで私考えました

「私にやらせてくれたらよかったのに」

って(笑)

でもそこで立ち止まりました

「気づいて、配慮して、それを「できる」って相当すごい力なんじゃないか?」

ここが「問題解決できるかどうかの差別化なんだな」

そう考えました。

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私の場合は「進行」とか「声」に関しての気づきがすごく多いです。

でもそれは私が、その道でやってきているから。

もしかしたら、別の道の人から見れば「別の気づき」があるかもしれません。

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イベントや、企画が終わった後に

「無事終わってよかったね〜」

のまま済んでしまう場面って、よく見かけませんか?

私は、今まで所属してきた会社・団体…ほとんどのところでありました

終わった後に、みんなが過ごしていた時間の中で、それそれの「気づき」をプラスもマイナスも共有して次に活かす

という場面はありませんでした

人それぞれ十人十色で、気づく能力を持つ日本人の集まりなら

とても有益な「反省点・改善点・よかったから次もこうしよう」という「気づき」が出てくるはずなのに

「言わなくていい」「察すればいい」という能力があるばっかりに口をつぐんでしまう

我慢した人や、不満・不安をもった人はそのまんま

あるでしょう?

不安だった点や、不満だった点をただただ、意見として出せばいい。

ぶつけてしまえばいい。

と思っているわけではないんです。

うまくいった点は、何がよかったからうまくいったのか?

うまく行かなかった点は、どう工夫すれば次にうまくいくのか?

それを関わる人たちで共有して、次に繋げていく

そこの部分が必要だと思っています

結局その考え方って

失敗は失敗ではなく、ただのデータの積み上げ

失敗も資産

という、自分の中の「挑戦する理由」だったり

「気づきを行動に移す原動力」だったりにつながってくるんですね

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この気づきの力

集団でなくとも、気づく力に長けた日本人の私たちは

自分自身で資産に繋げることができると私は思っています

もちろん、いろんな意見が出ることでその精度は上がるけど

そもそもその気づきの力を、世界中の人と比べて持っている私たちは

できるんです

だって、日本人として生まれ持った才能だから

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「自分にはないよ」

と思っている人も、意識を傾けて

自分の中の不満や不安、嬉しかったこと、悲しかったこと

書き出してみて、それを「自分にできることの中で、どうやれば自分が理想とする方向へ持っていけるのか?」

ということを、ちょこっとだけやってみてほしいなぁ

って思います

繰り返していくうちに「気づく」力って養われていくし

それが自分のいるコミュニティの中で精査されていくと

日本人みんなが持っている才能が、あなたしか持っていない「武器」になっていくと思うから

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この「気づきの力」

「失敗を経験に変える力」

どなたかがコンテンツとして開発しているかもしれないけど

私だったらどんなふうにしてみんなに伝えていくかな

なんて、また妄想して、楽しんでいるのは、ここだけの話

いつか、何かの講座でも突如始めちゃうかもしれません

どんなことでも、つながっていて、循環していくことだから