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女性防災士の視点で能登半島の課題を自分ごととして捉える

今日は、声のことではなく防災士としてのお話をさせてください

蒼井かよは岡山の片田舎に住んでいます

楽天の電波は入ります(笑)

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能登半島の地震から2週間経ちました

ボランティアの体制も整わない中

家族で相談して、個人の避難者を受け入れることに手を挙げることを決めました

今、受け入れの仲介をしてくださる団体さんに申請を出しているところです

岡山なので、遠いですが

もし力になれるなら、と思い手を上げました

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その考えに至ったことを書きますね

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私が子どもの頃でさえ、小学校の全校児童は130人ほどでしたが

今や複式学級になっているほどの少子高齢化の進む地域です

能登半島の震災

他人事ではありません

私は防災士としても動いていますが

私の住む地域の南海トラフでの震度予想は5〜6

しかも、周辺の建物は、阪神淡路大震災の頃よりも古い建物が多いです

これってどういう意味かわかりますか?

阪神淡路大震災をきっかけに、建物の耐震に対する法律が大きく変わったんですね

なので、それ以降に建てられた建物は「ある程度」強度がある

しかし、私の周囲はどうでしょう?

市内でも、倒壊率がTOPクラスなのです

少子高齢化の上に、建物被害の予想は甚大

今、能登半島で起こっていることが全く人ごとではないわけです

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そして、その後の避難生活

石川県の防災担当者の9割が男性だそうで

女性に対する配慮が、2週間経った今やっと整い始めたのだとか

女性に対する配慮が足りないということは

今の日本の現状に照らし合わせて

すなわち子どもに対する配慮も同じく足りない

ということになります

日本はまだまだ「女性が子育てをする国」ですからね

  • 子どもが迷惑をかけてはいけないからといって半倒壊の家で過ごしている被災者がおられる
  • 下着を洗う水がない
  • 下着を干す場所がない
  • 生理用品を使って下着を変えずに済むようにしている
  • 更衣室ができたのはごく最近。着替えるのも遠慮してしまう
  • 目の離せない子どもがいても、掃除や食事の準備の手伝いをさせられてしまう

実は上記の項目は、私が防災士を取得した平成30年(2018年)には、すでに課題として学びました

なので、私の地域で避難所が開設されたら工夫して解決できる自信があります

しかも、避難生活が長引けば避難ではなく生活の場になっていくことを見越して

私の地区には、市内の他の地区に比べて圧倒的に女性防災士が多いんです

私自身が地域の女性防災士1号でしたが、その後続々と防災・減災の知識と

日本各地の災害の内容・課題を把握した女性防災士が誕生しています

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私の中では当たり前だった「女性目線」での避難所運営

能登半島ではそれができていないところが多い

全く浸透してないことなのかと唖然としました

南海トラフ地震が起きる可能性は今後30年で70%以上と言われているわけですから

日本国内で起きる災害の課題は全て自分ごととして受け止めて

自分の身の回りからできることをしていく必要がありますね

私の住んでいる地区では「自主防災組織」を立ち上げて、年に一回地区をあげた大掛かりな避難訓練をしています

公民館・自治会・社会福祉協議会・まちづくり組織・地区内にある高齢者施設・要支援者と一緒に住んでいらっしゃるご家族・ご本人・・・全部の人たちが絡みます

その中で、炊き出し訓練をしたり、要支援者の避難の声かけ、手伝い、周り近所が誘い合って避難する訓練、ペットの受け入れ訓練・・・今までの災害でそれぞれ課題とされてきたことを網羅して訓練をします

女性としての目線も必要ですが、ペットたちへの配慮も近年注目されています

ペットは大事な家族だけど、アレルギーをお持ちの方からすれば、重大な脅威でもあるし、避難所のどこでペットたちに体を休ませてやるか?食べ物をどう確保していくか?考えなくちゃいけないことです。

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さまざまに立ちはだかる課題に対して「できない」ではなく「どうやればできるか?」

自分自身、ビジネスの勉強をしていて「全く同じこと」を避難所運営や、防災・減災についても考えさせられます

そして、考えてばかりでなく「動く」こと

今回の能登半島の震災について

自分ができることで

名乗りを上げること

「やります」

「やりました」

と発信してくことで

遠い岡山の地から能登半島にエールを送り続けていきたいと思います

能登半島地震 被災者受け入れ可能な震災ホームステイまとめサイト

https://familyinn.jp/magazine/featured/notoearthquakeevacuationcenterlist/