思い出作りはしたいけどしないと決めている話
声劇ってご存知ですか?
「ラジオドラマ」「CDドラマ」なんて言い方も昔ありました
読んで字の如く「声の劇」
音のみで、物語を紡いでいく文化ですね
この「声劇「というのは、ライブでやります
音声配信でネット上で複数の人が集まってその場で台本を読み合うんですね
BGMやSE(効果音)をその場で入れていくこともあります
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私は、もともと芝居や声の道から離れて保育士になって10年以上、その世界を知りませんでした
だから保育園で毎日子どもたちに絵本を読んだり、お芝居をして見せるのが楽しくて楽しくて
こういう表現の道もあるんだたって、そこで満足してました
声で表現するアプリを知ったのは、カラオケをするアプリでした
「歌じゃなくて言葉を喋りたいな」
そう思った時に、当時のネットの友達が教えてくれたのが「声劇」でした
初めはnanaという音楽アプリの中の声劇カテゴリ
歌がメインだけど、セリフも喋って遊べるというものでした。
録音して、発表して、たくさんのユーザーと交流できるんです
そこから、50分とか1時間以上・・・人数も3人4人5人・・・とたくさんの人が関わるアプリを知って
「声劇」というものを知りました
オンラインで、稽古もなしに声を合わせるんですよ!
面白くないわけがないですよね!
稽古を重ねて発表するパターンもあれば
しっかりした音源に起こすってパターンもあるのですが
とにかく実際の演劇よりは「気軽に」「手軽に」表現をして遊べるのは間違いないです
(その複数人でできる声劇特化アプリは、残念ながらなくなってしまったのですが)
その中で「やっぱり演技本格的にしたいなぁ・・・」という思いが沸々を沸き起こった私
「宅録声優」というものを知り、諸々あって飛び込んでやってみることにしたのです。
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大元は演技をしていて、アナウンサーをしていて、MCをしていて
そこから一度アマチュアに戻った自分
起業してから、趣味で声劇をすることに抵抗を感じてしまう・・・という今日のお話
(前置きが長い)
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前提を前提にしまして、つまりは
「声劇」の世界の活動カテゴリは「配信」なので
自分の声の表現の上手さよりも、一緒に演じる人やリスナーさんの
ファンのために作られるもの
の側面が非常に強いと感じています
もちろんその世界観の中で「稼ぐ」ことは可能ではあるし
その世界観の中でリスペクトできる方は多くいらっしゃいます
演技以外にもたくさんのスキルが必要です
ほんとすご人思う。語彙力がなくてごめんけど、すごい。
私は声劇の関連の皆さんによく
「かよさん怖い」って言われます(笑)
「誘いにくい」って言われます(笑)
「忙しそう」とも言われますし(割とそんなことは無くなってきてるんだけど)
「恐れ多い」とも言われます(なんじゃそれ)
でも多分、私は自分に妥協できないところがあるし
他の人の演技や発声も気になっちゃうところがあるので
真に楽しんで「趣味として」声の表現ができないんだろうな
って思っているから、そんなオーラを出しちゃうんだろうなって
考えています
「独りよがりな演技をするんだろうな」とも感じています
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声劇やりましょうよって
誘ってくれるのは本当に嬉しいし
深く考えないでもっと気軽にやればいいのにって言われたこともあります
そうだと思う
応援してくださる皆さんが、劇に誘ってくれたり、見守ってくれたりする中で
その人たちと交流して、自分の知名度を上げていって・・・というのも
「ただの思い出づくり」ではないひとつの戦略だとは思ってる
けど
私はそれはできない
できても、今する時じゃないと思ってます
宅録と、それに関わる仕組み諸々を確立するまでは
私は思い出作りはしないって決めています
最初に触れたnanaのアプリのアカウントも
年末を最後に更新を止めました
それをするくらいなら、インスタやYouTubeで一本でも多く自分の声を発信していって
声劇とか宅録声優という世界を知らない人にリーチしていこうと決めました
本業で声の仕事をしながら、活動名を変えて、声劇を趣味として楽しんでらっしゃる方も見ます
私はそれができるほど器用じゃなくて・・・(苦笑)
「いいな」って思いながら見てる時はもちろんあります
あっちもこっちもできるが一番いいんでしょうけど
今使える「時間」は限られているので
やることを絞ります
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こう書くと「蒼井かよってなんてプライドが高い人なんだろう」と感じる人もおられるかもしれません
「意識高い系なのね」と思われる人もいらっしゃるでしょう
この年で、はじめて、声の技術に関して自分より上手い人や、器用な人や、成長が早い人を目の当たりにして
「プライドとか意識高いとか、そんなこと言ってる場合じゃない」
というのが本音だから、だから群れない・・・自分は自分って思って努力していかないと
間に合わない・・・と思っているからこその今の行動です
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思い出作りは私だってしたいです(本音)
楽しいことの方が多い方がいいに決まっている
飛び込んだ自分の覚悟の上で
自分の「時間」をいかに有効的に活用するか
動き出したいと思います
明日は「時間」について話そっかな
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。